ステンカラーコートとは、どんなコートなの?

「ステンカラー」が和製英語であることは、ご存知の方も多いかと思います。
正しくは「バルマカーン」とか「バルカラー」だそうです。あまり、おしゃれな表現ではないのかな?
じゃあどんな表記をしているのかというと、これが結構バラバラなんですねぇ。
第1ボタンをはずしても掛けても着られるようになった二重衿のコートです。
正しくはスタンド・フォール・カラー(立って落ちた衿の意)、あるいはターンオーバー・カラー(衿腰線から折り返った衿の意)などといいます。
ステンカラーは和製英語で、ステンはスタンドがなまって日本語化したもの。
なおステンにはフランス語のスーティアン・コール(特に16世紀後半〜17世紀前半に用いられた衿、
ラフを支えるための針金の枠のこと)を語源とする説もあります。
普通、ラグラン・スリーブとフライ・フロント(比翼=ひよくといい、表からボタン穴やボタンが見えない、
ボタン留めの部分を二重あわせにしたもので比翼仕立てのこと)の
デザインをともなって、膝丈ぐらいのベーシックなスタイルが特徴なんです。

チェスターコート と ステンカラーコートの違いは?

ステンカラーは襟が一つで上のボタンをしめるとインナーがほとんど見えないタイプです。
肩はラグランになっているのが一般的。
チェスターはラベルといわれる襟の部分が二つで、ようするにスーツのような襟になっているタイプです。
肩はセットインが一般的。インナーはそれなりに見えます。
チェスターは落ち着いた感じなので比較的大人な感じではないでしょうか?
着方によってはおじさん系?感じがわたしはします。
ステンカラーはバルカマーン、バルカラーとも言うそうです。
ほどよく広がるAラインのシルエットが今年らしい、レトロスタイル。
取り外しができるウエストの共布ベルトは、キリリとしたイメージのポイント。
ベーシックながら、さりげなくただようトレンド感が魅力です。

私の好きなNIMESのステンカラーコート☆

春先に大活躍する、ステンカラーコートです。全体のソフトなラインやストライプの裏地など、
ディテールのかわいさに手を抜かないところがさすが「NIMES」。
オフィスでもデイリーでも着まわせて便利ですよ〜♪♪
ちなみに私は2着、持っていて交代に着ています♪
普段“あれ欲しい これ欲しい”って言わないし、この2着のうちの1着は
ベージュのステンカラーコートなんですが購入してから10年着てるんです。
何よりも、かなり何年ももつのが最高だと思うんです。
これから春先には、随分、重宝してくれるステンカラーコート・・・
今年は、もう一着、買ってみようかな♪

Copyright © 2008 ステキでオシャレなステンカラーコート♪